「おからこんにゃく®」ってどんな素材?栄養価や特徴を紹介
ダイエットや健康のために低カロリーで満腹感のある食品を探している方は多いはず。そんなとき、「おからこんにゃく®」は頼れる味方になってくれるかもしれません。おからとこんにゃくは日本で親しまれている加工食品で、低カロリーなのにお腹にたまりやすく、良質なたんぱく質や食物繊維が豊富であることが魅力です。それらを掛け合わせて作られた「おからこんにゃく🄬」について詳しく紹介します。
「おからこんにゃく®」って?
「おからこんにゃく🄬」とは、その名の通りおからとこんにゃくを原料とする加工食品です。低カロリーで高たんぱく、食物繊維が豊富な点が魅力で、代替肉の材料として注目を集めています。
そんな「おからこんにゃく🄬」について詳しく見ていきましょう。
おからこんにゃく🄬の原材料
「おからこんにゃく🄬」の原材料は、大豆を搾ってできたおからと、こんにゃく芋から作られるこんにゃく生地です。おからにはたんぱく質をはじめ食物繊維が豊富で、イソフラボンやミネラルも含まれます。こんにゃくはカロリーが非常に低く(100gあたり約5kcal)、おからと同じく食物繊維が豊富な日本の伝統食材です。2つを掛け合わせることで、それぞれの良さが生かされた新しい食品「おからこんにゃく🄬」が生まれました。
おからこんにゃく🄬の製造工程
おからこんにゃく🄬の製造工程は、まずおからとこんにゃく生地を混合し、加熱と成形を経て原体(おからこんにゃく🄬の生地)が作られます。それを、調理しやすいようカットして販売しています。また、から揚げやミートボール状に加工し、家庭で使いやすいように調理されたものも店頭に並びます。
おからこんにゃく🄬の栄養
おからこんにゃく®には、良質なたんぱく質や食物繊維が豊富に含まれています。とくに注目したいのは食物繊維です。原材料であるおから由来の食物繊維とこんにゃく由来の食物繊維が多く含まれており、食品100gに含まれる食物繊維量では、レタスの約5倍、キャベツの約3倍。おからこんにゃく®は、日本人に不足しがちな食物繊維を効率的に摂取でき、腸内環境を整えてくれる食品だといえます。
おからこんにゃく🄬とその他の代替肉
植物由来の代替肉と呼ばれる食品が近年注目を集めています。おからこんにゃく🄬はその一つで、ほかには大豆ミートやジャックフルーツ(フルーツミート)があります。
大豆ミートの特徴
大豆ミートは、脱脂大豆を主原料とし、植物性油や香辛料なども加えて肉のような食感と味わいに仕上げられています。
主原料が大豆という点では、おからこんにゃく🄬と似ている部分もありますが、食感やにおい、栄養価に違いがあります。大豆ミートは主原材料が大豆であるため、大豆特有の香りが感じられることがあります。一方で、おからこんにゃく🄬は製造の過程を経ることで大豆特有の香りが感じにくいことが特徴です。
食事への活用という点では、大豆ミートは肉の代用品として料理に幅広く使えます。おからこんにゃくは原料の配合や加工方法によって肉の代用品だけでなく、魚の代用品としても楽しめる点が魅力です。
ジャックフルーツの特徴
ジャックフルーツは、東南アジアが原産の熱帯フルーツです。実の中心部が食用可能な繊維質のかたまりで、肉のような食感であることから「フルーツミート」と呼ばれています。味はほとんどないため、どんな味付けにも合わせやすく、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富なことが特徴です。
おからこんにゃく®同様、食物繊維が豊富で低カロリーな食材ではありますが、日本ではほとんど流通しておらず、価格も高いです。また、生産地が限られており、保存も難しい食材であるため、日常的に食生活に取り入れるには課題が多い食材です。
ヘルシーでエコなおからこんにゃく🄬
おからこんにゃく🄬は低カロリーで、良質なたんぱく質と食物繊維が豊富。そのため、ダイエットやボディメイクをしている方におすすめです。また、動物性食品を食べないヴィーガンやベジタリアンの方にもぴったりな食品です。
そんなヘルシーな側面とともに、エコな魅力も兼ね備えるおからこんにゃく®。実は、おからは豆腐の製造過程のなかで大量に発生するため、廃棄される量も多いのが実情です。大豆残渣であるおからを有効活用し、新しい価値を与えたアップサイクル食品がおからこんにゃく®なのです。
食料残渣の活用は、食品ロス削減につながり、長い目で見ると地球環境保護にもつながります。体にもやさしく地球にもやさしいおからこんにゃく®は、次世代型のサスティナブルフードと呼べるでしょう。
BEYOND FREEでおからこんにゃく🄬を試してみよう
BYOND FREEでは、おからこんにゃく®を使った商品を用意しています。
「おからこんにゃくで作った からあげ」は、お肉のような食感にこだわった和風ベースの味つけで、ご飯のおかずにもお酒のおともにもぴったり。食べやすいサイズ感で、お子さまの食事やお弁当にも使いやすいです。
「おからこんにゃくで作った カツ」も、お肉と変わらない食感が魅力で、一般的なロースとんかつと比べてカロリーは約32%オフ、脂質は約47%オフの仕上がり。サクッとした衣で食べごたえがあり、カロリーや脂質は抑えたいけど満足感がほしいときにぴったりです。
おからこんにゃく®が気になる方は、BEYOND FREEのからあげやカツをぜひためしてみてください。
参考文献
厚生労働省e-ヘルスネット 厚生労働省 参照年月日:2024年9月2日 食物繊維の必要性と健康| e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 文部科学省