食器洗いを時短するためのコツ!効率的な手順を紹介

家事・育児・仕事に、毎日が大忙し!お子さんに「栄養のある食事を食べさせてあげたい」と炊事を頑張れば大量の食器洗いが発生しますが、少しでも手間と時間を節約したいところです。

そこで、この記事では食器洗いを時短するためのコツとして効率的な手順や便利グッズ、食器洗い不要な食品を紹介します。時間と心のゆとりを得るために、ぜひ参考にしてみてください。

 

食器洗いを時短するためのコツ

食器を洗っているところ”

食器洗いを効率的に片付けるためのコツは、正しい手順で計画的に作業することです。以下で詳しく見ていきましょう。

 

洗う前の工夫

手当たり次第に洗うのではなく、洗う前に食器をグループ分けするやり方がおすすめです。具体的には、割れやすく汚れの少ないグラス類、油汚れが付いていない食器類、油汚れの付いた食器類、木べらや鍋など汚れが多くサイズの大きい調理器具などに分けます。ごはん茶碗は米粒が乾燥してこびりつくと洗いにくいので、水に浸けておきましょう。

また、汚れの多い食器は別にして洗うことと、汚れの少ない食器と一緒に重ねないこともポイントです。汚れがひどい場合はゴムベラや新聞紙などで汚れを取るなど前処理をしてから洗いましょう。

加えて油汚れがひどい場合などは、洗剤液に浸けてから洗うと楽に汚れを落とせます。やり方は、洗い桶を用意して洗剤液をつくり、そこに食べ終わった食器を入れてしばらく待つだけです。急いでいる時は浸け置きの時間を取らず、すぐに洗うこともできます。

 

汚れの少ないものから洗う

汚れが少ないものから洗うことも食器洗いを時短するためのコツです。なぜなら、汚れが多いものを先に洗ってしまうとスポンジに汚れが付着してしまい、その汚れたスポンジで汚れの少ない食器を洗えばかえって汚れを付けてしまうためです。汚れを落とすには余分な時間がかかるため、汚れの少ない食器を先に洗うルールを徹底してください。

また、スポンジに洗剤を付けたらよく揉みこんでしっかり泡立てることも重要です。食器は一個ずつ洗ってすすぐよりも、洗う・すすぐをまとめて行うほうが効率良く作業できます。

 

洗い桶を活用してすすぐ

洗った食器をすすぐ時は、流水だけを使うよりも洗い桶も活用するほうが時短になり、節水にもなります。やり方は、まず綺麗にした洗い桶に水を溜めます。次に洗った食器を入れてから、食器を1つずつ手に取り、軽くすすいでください。洗い桶がない時は、すすぐ食器をタワーのように重ねて上から水を流すと効率的です。

キッチンに洗い桶を置くスペースがなかったり、洗い桶をいつも置いたままだと生活感が気になったりする場合は、折りたたみ式で収納しやすいタイプの洗い桶もあるので活用してみてください。

 

早く乾く置き方をする

食器を洗ってすすいだ後、水切りかごなどに重ねて置いていないでしょうか?その置き方だと、食器の内側などに残った水気がいつまでも蒸発せず、拭く時に手間がかかります。洗った食器は水気が切れやすく早く乾く置き方を意識してください。

具体的には食器と食器はできるだけ隙間を空けたり斜めにしたりして置き、風通しを良くします。また水気が食器内に留まらず、流れ落ちる向きで置くことも大切です。例えばマグカップやグラス、茶わんなどは逆さまに伏せて置く、皿は立てて並べると乾きやすくなります。

 

食器洗い関連グッズを活用して時短する

食器洗い機で食器を乾かしているイメージ”

食器洗いが楽になる便利グッズとして食器洗い機や洗剤、スポンジ、水切りかごなどがあり、機能もさまざまなので上手に選んで活用しましょう。

 

食器洗い機

食器洗い機を活用すれば食器洗い自体を機械に任せられますし、乾燥機能付きのものもあります。食器洗い機を使う際の主な注意点は次の5つです。

  • 食器の並べ方

食器洗い機は下側から水流を噴射して食器を洗います。そのため食器の汚れた面を下向きに、マグカップやグラスは逆さまにして並べてください。容量を超えて詰め込まないようにしましょう。

  • 食器洗い機用洗剤を使う

手洗い用の洗剤を食器洗い機で使うと故障やすすぎ残しの原因になるため、必ず食器洗い機用洗剤を使ってください。

  • しつこい汚れには予洗いが必要

焦げ付きやこびりついた油汚れなどは、あらかじめ浸け置きや軽い手洗いをしてから食器洗い機に入れるようにしましょう。

  • 食器洗い機で洗えない食器もある

漆塗り・銀・アルミ・銅・木・強化ガラス・クリスタルガラス・カットグラスの食器は食器洗い機で洗えません。その他にも食器洗い機に対応していない食器もあるため、新しく食器を購入する時はチェックするようにしましょう。

  • 食器洗い機の庫内の手入れが必要

食器洗い機を手入れせずに使っていると庫内の汚れや異臭の原因になるため、定期的な庫内洗浄が必要です。お手入れの仕方は食器洗い機の機種によって異なりますが、自動洗浄できる機能が付いた機種もあります。

 

食器用洗剤

食器用洗剤には成分や機能面の違いがあるため、自分に合ったものを選びましょう。例えば洗浄力が強い洗剤は界面活性剤の濃度が高いものや弱アルカリ性、手肌にやさしい洗剤は弱酸性、洗浄力と手肌への優しさがあるのは中性の製品です。また除菌タイプや速乾性のあるタイプ、香りの種類、ボトルの形状などにも違いがあります。

泡立ちが長持ちするタイプの洗剤であれば洗剤をつぎ足す手間が省けますし、泡切れの良いタイプであればすすぎの時間を短縮できます。また速乾性のあるタイプを使えば、食器を拭く時間の短縮が可能です。茶渋や食品の色うつりなどが気になる場合は漂白剤を使いましょう。

食器洗い洗剤のボトル形状には一般的なスクイーズタイプの他、ディスペンサータイプやスプレータイプもあります。スプレータイプは泡で噴射されるので、スポンジでこすらなくても吹き付けるだけで食器の汚れを落とすことにより時短が可能です。

 

食器洗いスポンジ

食器洗いスポンジの素材には主にウレタン、不織布、セルロース、マイクロファイバーがあり、それぞれ機能や使用感が異なります。素材を意識してスポンジを選ぶと食器洗いの効率がアップします。

ウレタンは泡立ちが良く柔らかいため食器のすみずみまで洗いやすいことが特徴です。また不織布は焦げ付きや茶渋などしつこい汚れをこすり落とすのに向いており、研磨剤入りのものもあります。セルロースは植物由来の成分から作られていて環境にやさしいことが特徴です。マイクロファイバーはよく「水だけで洗えるスポンジ」として売られているもので、密集した繊維が汚れをかき出す効果があるため軽い汚れなら洗剤不要で洗えます。

 

食器洗い後の水切りかご・マット

食器を洗った後、濡れた食器をふきんなどですぐに拭くのは手間がかかりますし、洗濯物も増えてしまいます。そこで、洗った食器の水気を取るグッズの活用がおすすめです。

洗った食器は水切りかごや吸水マットなどにしばらく置いておくと水気が切れやすくなり、拭く時間の短縮につながります。また水切りかごや吸水マットを使う場合は上述したように、食器の乾きが早くなる置き方をしましょう。

 

食器不要な冷凍食品を活用する

冷凍食品のイメージ”

忙しい時は食器を洗う少しの時間さえ惜しいものです。それを考えると、手作りの食事を用意するのが難しいケースもよくあります。そんな時は手作りにこだわらず、おいしくて栄養も摂れる便利な食品を活用するのも一つの手です。

例えばトレー付きの冷凍食品であれば電子レンジで温めるだけで食べられるのでスピーディに食事を用意できますし、鍋も食器も使わなくて済みます。トレーごと食卓に出して食べた後は捨てるだけなので、調理時間も食器洗いの時間も削減が可能です。

BEYOND FREEの商品でもトレー付き冷凍食品を各種取り揃えているので、ぜひ忙しい毎日に役立ててみてください。

 

食器洗いを時短して、時間を確保しよう!

洗った食器を乾燥している”

食器洗いを時短するコツは、洗う手順や便利グッズの活用です。また忙しい時にはトレー付きの冷凍食品など洗い物が出ない食品を上手に取り入れる方法もありますよ。BEYOND FREEで取り扱っているトレー付き冷凍食品のラインナップから3種類を紹介します。

トウモロコシとお米で作ったペンネのグラタン

有機栽培のトウモロコシとお米で作ったペンネや4種類の北海道産野菜を豆乳クリーム・豆乳クリームバター・野菜ブイヨンなどで仕上げた一品です。電子レンジ500Wで約6分加熱すれば食べられます。

米粉麺でつくった汁なし担々麺

独自開発した米粉麺はもちもちとした食感を楽しめます。肉みそ風ソースは大豆ミート使用で、トッピングにほうれん草ときくらげを使用しています。電子レンジ600Wで約5分半温めるだけで完成です。

米粉麺でつくった彩り野菜まぜそば

もちもちと食感の米粉麺に、大豆ミートとほうれん草、もやし、にんじん、きくらげの5種類の具材を彩りよくトッピングしています。電子レンジ600Wで約4分半加熱するだけでスピーディに食事の準備が可能です。