混ぜるだけでできちゃう!植物性のコク深チョコアイス
アイスが食べたい季節におすすめの、誰でも楽しめる植物性アイスのレシピをご紹介します。材料を混ぜるだけで出来上がる、コク深く、でも後味はさっぱりのチョコレートアイスです。アイスクリームの豆知識とともにお楽しみください。
気温が上がってくると、食べたくなるのがアイスクリームですよね。でも、乳脂肪分たっぷりのアイスクリームはダイエットやアレルギーなどを気にして思い切り食べられない人も多いかもしれません。そんな方のために、ご自宅でも作れる、植物由来主体の原材料で体にやさしい、植物性アイスのレシピを豆知識とともにご紹介します。
アイスが食べたくなるのは仕方ない? 気温と冷たいスイーツの関係
アイスクリームといえば、夏の代表的な冷たいスイーツですね。実は人間は気温によってアイスクリームを食べたいと思ったり、おいしさを感じる度合いが変わることをご存知ですか?
総務省の統計などでも公開 されていますが、アイスクリームの売り上げには気温と大きな関係があります。気温が22~23℃を超えると大きくアイスクリームの売り上げが伸びる、つまり多くの人が自然とアイスを食べたくなることがわかっています。
また、菓子メーカーの研究によると 、アイスクリームは気温や室温が25℃前後で最も美味しく感じられるのだそうです。それは季節にかかわらず初夏、あるいは冬でも室温が暖かであれば同じです。
そして、気温が30度を超えると、アイスクリームよりもさっぱりとした氷菓が好まれるようになります。
意外に古い?アイスクリームの起源
そんなアイスクリームですが、その原型である「氷菓」は紀元前2000年には中国にあったようです。ただし、それは果汁を冷やし凍らせたもので、ごくごく限られた人のものでした。そして、乳製品を使ったアイスクリームが登場するのは中世ヨーロッパになります。しかし冷凍技術もない時代のことですから、これも上流階級の人だけが口にできる貴重なものでした。
それが一変したのは19世紀産業革命の時代です。技術革新によって、冷凍冷蔵技術が生まれ、流通も発達しました。それに伴い、アメリカでアイスクリームは一般の人たちが気軽に口にできるものになったのです。
アイスクリームを食べたい、けれども気になること
甘くておいしいアイスクリームですが、やはり気になることがある人は多いでしょう。
まず、脂肪分が高くカロリーが高いために食べすぎるとダイエットに影響しそうということです。また、乳脂肪特有の濃厚な余韻が重たいと感じる人もいるかもしれません。
そういった方は、アイスミルク、ラクトアイスを選んでみてはいかがでしょうか。
実は「アイスクリーム」と一般的に呼ばれているものも、含まれる脂肪の量によって正式な名前(厚生労働省による)が異なります。
具体的には以下の通りです。
■アイスクリーム:乳固形分15.0%以上 (うち乳脂肪が8.0%以上)
■アイスミルク :乳固形分10.0%以上 (うち乳脂肪が3.0%以上)
■ラクトアイス :乳固形分 3.0%以上
この他に「氷菓 (ひょうか) 」があり、これは乳固形分がラクトアイスより低いか入っていないものを指します。
市販のものであれば、こういった裏面の表示を見て選ぶこともポイントです。
また一方で、乳製品や卵のアレルギーがあって、市販のアイスクリームは食べられないという方もいらっしゃるでしょう。
植物性&リッチな味わいのアイスをお家で作ろう
今回はそういった気になることがある方も、そうでない方も一緒に美味しく楽しめる、植物性のアイスを提案します。
アイスクリーム、しかも植物性の材料をそろえて作るのは難しいのでは? と思われるかもしれませんが、今回は「豆乳クリーム ロールケーキ チョコ」をベースに、お家で簡単に作っていただけるレシピです。
ミキサーに、凍らせたバナナ、レーズンなどと一緒に入れて混ぜて凍らせるだけ。リッチな味わいのチョコレートアイスが出来上がります。豆乳クリームがベースなので、コクがありつつも、後味はさっぱり。どなたにも楽しんでいただけるアイスクリームに仕上がります。
アレンジに使った「豆乳クリーム ロールケーキ チョコ」について
今回使用した「豆乳クリーム ロールケーキ チョコ」は、アレルギー物質である「卵」・「乳」不使用、植物由来主体の原材料で作ったスイーツです。
テーブルマーク独自の技術で、ふっくら&しっとりとした食感に焼き上げたココアスポンジを丁寧に手作業で巻き上げ、チョコ風味の豆乳クリームをたっぷり入れました。数あるBEYOND FREE(ビヨンドフリー)商品の中でも、リピーターの多い商品です。
今回の植物性アイスの味の決め手になっているのは、このロールケーキのチョコ風味の豆乳クリームです。まろやかでコクのある優しい甘さのてんさい糖を加え、豆乳特有の香りを抑え、本格的で濃厚な味わいに仕上げています。
1人分ずつ、トレーにパックされて冷凍されており、10分ほど自然解凍すれば召し上がれます。今回は、アレンジレシピに使用しましたが、ぜひ、いつものおうちスイーツとしても気軽に召し上がっていただければと思います。
みんなで美味しいアイスを楽しもう
アイスクリームは、お家の冷蔵庫にあるとちょっと嬉しいですし、ホームパーティーでも喜ばれるスイーツですね。誰でも気兼ねなく味わえるアイスクリームで、楽しいひと時を演出してみませんか。
■プラントベース定義テーブルマークでは、動物性原材料(※)を使用せず、植物由来の原材料からなる食品全般をプラントベースと呼んでいます。
※動物性原材料とは牛肉・豚肉・鶏肉・卵・乳・はちみつなどの畜産物、魚介類を含む原材料を指します。
※原材料を細かくさかのぼった起源原料や製造工程において、一部動物性原材料が含まれる場合があります。
※動物性原材料を含む製品と製造ラインを共用しています。