大豆ミートとは?6つのメリットや手軽に取り入れられる商品をご紹介
近年注目を集めている大豆ミート。見た目も食感もお肉によく似ていて料理のアレンジもしやすいことから、菜食主義の方が肉の代替食品として食生活に取り入れたことで話題を呼びました。とは言え、まだ試したことがないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、大豆ミートの特徴や種類、通常のお肉との違いなどをご紹介します。記事の最後では、本サイトで販売中の美味しい大豆ミートを使った食品を紹介しますので、ぜひチェックしてください。
大豆ミートとは?
大豆ミートとは、大豆をお肉のような見た目や食感に加工した代替肉の一つで、大豆肉・ソイミート・ベジミートなどとも呼ばれています。
大豆ミートは従来、ベジタリアンやヴィーガンなど菜食主義者に向けた食品として浸透していました。しかし近年では健康志向のブームを背景に、女性や健康に気を付けている方からの人気を集め、カフェのメニューやスーパーなどでもよく見かけるようになりました。
大豆特有の香りが気になるとされてきた大豆ミートも、近年では各社の企業努力により、特有な香りが少しづつ抑えられ、お肉に近しいものになってきました。そのため、さまざまな料理のメニューに活用できます。種類に応じて調理法も変わるので、上手に使い分けることで美味しい大豆ミートのおかずを作ることができるはずです。
大豆ミートの種類
大豆ミートには主に3つの種類と形状があり、それぞれ調理法や大きさが異なります。ここでは、大豆ミートの種類と形状について解説し、どのような調理法やメニューが向いているか紹介します。ぜひ参考にして、今後の献立作りに活かしてください。
大豆ミートはレトルト・乾燥・冷凍の3タイプある
まず、大豆ミートには大きく分けてレトルト・乾燥・冷凍の3つのタイプがあります。
- レトルトタイプ:湯戻しや水切りの必要がなく、そのまま調理できるタイプ。
- 乾燥タイプ:お湯にひたしたり茹でたりする下準備が必要ですが、長期保存できるメリットがあります。
- 冷凍タイプ:冷凍庫から出してそのまま調理ができるタイプ。ストックしておくことができます。
大豆ミートの形状
次に、大豆ミートの形状と、それぞれに向いた調理法やメニューについて紹介します。
ブロックブロックタイプは、一口サイズのごろっとした大きさの大豆ミート。食べ応えがあり、お肉の食感や歯ごたえを感じることができるので、から揚げや酢豚、カレーなどに向いています。
フィレフィレタイプはバラ肉のように、薄くスライスされた大豆ミート。厚みがないので、焼肉や生姜焼きといった炒め物にも向いていますし、肉じゃがやハヤシライスなどの煮物にも向いています。
ただし、食感が少しパサパサになるので、小麦粉や片栗粉などをまぶして柔らかい歯ごたえにすると良いでしょう。
ミンチミンチタイプは、ひき肉のようなそぼろ状の大豆ミートです。通常のひき肉と同じように活用できるので、ハンバーグやキーマカレー、そぼろ丼などに向いています。
乾燥したミンチタイプは水やお湯で戻してから調理しますが、麻婆豆腐やミートソースなど濃い味つけの場合は、大豆独特の香りも気にならないため下準備せずそのまま煮汁に加えて作ることも可能です。
大豆ミートの嬉しい6つのポイント
大豆ミートの良さは、お肉に似た見た目や食感だけではありません。栄養素がバランス良く含まれていることや、保存しやすいこともメリットです。
大豆ミートにはどのような栄養素が含まれているのか、また保存の良さについて、詳しくみていきましょう。
高タンパク、低脂肪
大豆ミートの原料である大豆は、畑のお肉と呼ばれているほどタンパク質が豊富に含まれています。さらに通常のお肉と違い、植物性のタンパク質であるため脂質が少ないことも嬉しいポイントです。
大豆ミートと通常のお肉の栄養価を比較すると、その差は一目瞭然です(100gあたり)。
大豆ミート |
鶏肉 |
豚肉 |
牛肉 |
|
タンパク質 |
17.5g |
17.5g |
17.7g |
17.1g |
脂質 |
0.9g |
12.0g |
17.2g |
21.1g |
カロリー |
104kcal |
171kcal |
209kcal |
251kcal |
低コレステロール
コレステロールは健康な体に必要な脂質の一つですが、過剰に摂取すると血液の循環を悪くするなど、生活習慣病の原因になるといわれています。しかし、大豆ミートはコレステロールが低いため、気軽に食べられます。
食物繊維が多い
大豆ミートには、第6の栄養素といわれている食物繊維も多くに含まれています。食物繊維とは小腸で消化・吸収されず、大腸まで届く栄養素です。そのため適切な量の食物繊維を摂ると、お通じが良くなるといわれています。
大豆イソフラボン
大豆ミートに含まれている大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするといわれています。エストロゲンとは、女性らしい体を作り、保つホルモンの一つです。
ビタミン、ミネラル
大豆ミートには、カリウム・鉄・銅など、さまざまなミネラルをはじめ、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンKなどのビタミンも含まれています。ビタミンやミネラルは、糖質や脂質、タンパク質の分解や合成を促すため、健康維持や体調管理には欠かせない栄養素です。
食生活が乱れがちな人も、大豆ミートを食べることでビタミンとミネラルの両方を補うことができるでしょう。
長期保存ができる
乾燥タイプの大豆ミートなら、常温で1年間保存できる商品が多いです。あらかじめストックしておけば、買い物に行かなくてもすぐに調理できるでしょう。また、水に戻せばすぐに調理できるものが多いので、災害時の非常食にもなります。
栄養バランスが良く、常温保存できる大豆ミート。常備しておけば、もしものときも安心ですね。
手軽に試せる大豆ミート商品
大豆ミートの栄養素を摂取するには、料理に使うことが有効ですが、大豆ミートを使った冷凍食品を活用することもできます。
最後に、ショクタスで販売している大豆ミートの商品を紹介します。いずれも食べ応えがあり、満腹になること間違いなしの一品です。
ライスバーガー 大豆ミート 焼肉味
肉類や魚介類、はちみつなど動物性の原材料を使用していない大豆ミートを挟んだライスバーガー。ふっくらと仕上げた醤油味のライスバンズの中に、醤油・コチジャン・豆板醤・りんごピューレなどで味付けした焼肉味の大豆ミートが挟まっています。
ライスバンズはお米なので、腹持ちが良いのも嬉しいポイント。
ライスバーガー 大豆ミート 生姜焼き味
こちらのライスバーガーには、醤油・生姜・ニンニクで味付けした生姜焼き風味の大豆ミートを挟んでいます。
職場などでも電子レンジ調理で昼食やおやつとして食べることもできます。外食や惣菜で食事を済ませている人にもおすすめです。
大豆ミートを活用しておいしく健康を意識!
お肉に近い見た目や食感に加工された代替肉の一つである大豆ミートは、健康志向の高まりを背景に近年話題を呼び、女性や健康に気を付けている人から注目を集めている食品です。最近では、スーパーやコンビニなどでもよく見かけることがあり、ますます身近な食品になることが期待されます。
大豆ミートには種類があり、それぞれ用途や形状が異なっています。通常のお肉と同じように調理することができるので、色々な家庭料理に活用することができます。また、健康維持に欠かせない栄養も含まれているので、積極的に食生活に取り入れていきたい食品と言えますね。
ぜひ手軽に食べられるライスバーガーで、話題の大豆ミートを試してみてはいかがでしょうか?